葬式の料金の明細を見てみよう

葬式は人生で何度も行う事ではありませんから、目に付いた葬儀社で依頼をしてそのままの料金提示で利用をしたという人も多いかもしれません。最近は式もコンパクトに家族や本当に親しい友人のみというような形式も多くなり、かける費用もかなり抑えて行うという事も増えてきているぐらいです。見積を取る余裕はないと思うかもしれませんが、時間があれば複数の葬儀社で取ってみて明細や内訳を確認してみましょう。見積をみていると、示されている金額は概ね葬式本体のみの費用となっていて、その他の寺院費用や飲食接待費などは含まれていないことも多いです。

プランによってはそれも含まれていることもありますが、最低限のものだと考えておくといいでしょう。本体価格には寝台車や枕飾り、ドライアイスなどを使っての遺体の保存のための処置やメイクアップ、お棺や骨壷など様々なものが含まれています。たまに一式というような記載があるだけなら、内訳もきちんと記載してもらうように依頼しましょう。高いだけで必要なものは追加になるというのであれば困ってしまいます。

故人によっては遺言などを残していてくれたりもしますから、葬式にはこうして欲しいというような願いがある場合も有ります。その場合にはそれに従いながら予算なども考えて葬儀社を選んでいくといいでしょう。分からないままに任せっぱなしにしていると、むやみやたらに高い費用だけを取られてしまうので、明細などもきっちり確認するようにしてみて下さい。